医療法人聖峰会 田主丸中央病院

リハビリテーション科

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リハビリテーション科

リハビリテーション科

リハビリテーション対象者の状況を総合的に判断しながら、目標を明確にし、目的に応じて必要な運動強度・時間やリハビリテーションの内容を組み立てます。特に重複障害をお持ちの方(たとえば、脳卒中に心不全合併など)や高齢者に対しては全人的に評価し必要な訓練を実施する事で「生活の質の向上」と「生命予後の延長」を目指しています。

リハビリテーション科医師が常に療法士とコミュニケーションを取りながら細かい訓練内容の検討を行うことで、きめ細かいリハビリテーションの提供を実現しています。

麻痺等の機能障害そのものを改善し、「生活の質の向上」を目指します。また、脳卒中再発率はわが国では10年間で51%と高く、再発予防対策が必要です。再発予防対策のひとつとして適度な運動を指導します。

心肺運動負荷試験(CPX)を実施し心臓だけで無く、肺や運動に使われる筋肉の状態を総合的に見て運動耐容能を評価します。これにより心臓に負担無く安全に行える運動量の具体的な指導を致します。安全な運動を継続する事で運動耐容能が向上し、労作時呼吸困難や疲労感が軽減され生活の質の改善を目指します。また、突然死や再発のリスクを減らします。

呼吸器の病気によって生じる労作時息切れなどの障害に対して、可能な限り改善、維持させ、日常生活動作が自立出来ることを継続的に支援していきます。

高齢者の大腿骨近位部骨折に対しては入院中に歩行機能の再獲得を目指します。また、生命予後を高めるために退院後の継続した歩行訓練や運動療法、転倒防止介入さらに家屋環境の整備等も実施します。

がんと診断された初期の段階から心の支えとなり、その人らしい時間を過ごす事ができるよう日常生活動作や生活の質を維持・改善するためのリハビリテーションを実施します。症状が落ち着いたらすぐに自宅へ退院し、なるべく自宅で過ごせるように支援します。

小学生から高齢者まで全年齢を対象に、スポーツ障害でお困りの方に対して症状が改善、完治するまで、さらには再発しないように身体のコンディション作りを行います。また、パフォーマンス(競技力)向上にむけたトレーニング計画指導も実施します。

リハビリテーションセンター

開放感のある高い天井、大きな窓からはけやきの美しい緑を眺める事ができるリハビリテーションセンターでは、ゆったりとした空間(延べ床面積582.93㎡)で365日のリハビリテーションを提供しています。

専任医師1名 / 理学療法士42名 / 作業療法士19名 / 言語聴覚士6名 / リハビリテーション科事務2名の合計69名が所属しています。その中には呼吸療法認定士26名、心臓リハビリテーション指導士7名、日本糖尿病療養指導士5名と、専門的な資格取得者を多数有しています。(R5.4現在)

厚生労働省認定の施設基準の【脳血管疾患Ⅰ】、【運動器疾患Ⅰ】、【呼吸器疾患Ⅰ】、【心大血管Ⅰ】の施設基準を満たしています。

免荷装置とは、空気圧を使って体を吊って支えることで体重を軽減し、起立訓練から歩行訓練まで幅広く応用できる装置です。ハーネスを装着し、免荷装置で体重を部分的に免荷するので、自ら身体を支えることができない患者さまでも早期から転倒の危険が少なく安全な歩行訓練を行うことができます。

フレーム内(4m×4m)であれば自由に動くことができるため、より実用性のある歩行訓練が行え、フレーム内に設置したマルチパラレルバー(スロープやバリアを想定した障害物が設置できる平行棒)内でも歩行訓練ができます。

上肢用ロボット型運動訓練装置とは、3次元の動きで上肢訓練を行うことができる訓練装置です。特性として脳卒中患者さまなど能力に合わせた運動が必要な方へ、スピードや負荷量、可動範囲の細かな調整が行えるようになり、運動学習を進める上で重要な負荷の段階付けや反復訓練が可能になります。通常のリハビリテーションとの併用によって、効果的に上肢機能の回復と日常生活動作(ADL)・生活の質(QOL)の向上を目指します。

医師紹介

鬼塚 明子

リハビリテーション科 部長

医学博士
日本リハビリテーション医学会認定臨床医
日本補完代替学会 補完代替学識医
身体障害者福祉法認定医

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